クリニック特色

実診療体制

クリニックは➀人工透析内科(透析センター)➁腎臓内科の2科主体制に構成して外来診療を行っています

①人工透析内科(透析センター)

人工透析の治療形態

1) 外来通院における施設透析は血液透析(HD)や血液濾(ろ)過透析(主にオンラインHDFや(間歇補充型) I-HDF)治療を主に行い透析医療を提供しています

2) 在宅透析のひとつである腹膜透析(PD)においては基幹病院との病診連携を行いPD治療の継続維持・管理・指導しています、さらに付随して最先端クラウドシステムによる遠隔モニタリング(PD遠隔医療)の活用やHD(またはHDF)併用ハイブリッド透析も行っています

シャント血管の検査・治療

・当院ではHDやHDF等に不可欠なシャント血管の超音波検査(血管エコー検査)を定期的に行っています　
・シャント血管の治療が必要と判断した場合は経皮的血管形成術(PTA)血管拡張術を実施しています
・院内治療の原則としてⅰ)当院かかりつけⅱ)血栓形成のないⅲ)比較的に難易度軽症 すべて満たす場合を対象にしています,
一方で院内治療の対象外(ハイリスク血管)と判断した場合はシャント血管専門医療機関へのご紹介をしています

②内科・腎臓内科

内科外来として腎臓専門外来と一般内科を併せて外来診療しています
初診の方：とりわけ下記1)2)3)でお悩みの方はお気軽にご相談ください^＊
＊下記2)3)で診療情報提供書や健康診断結果のご用意があればご持参下さい

1) むくみ、尿が出にくい、尿が泡立つなどの自覚症状がある
2) 慢性腎臓病、高血圧症、糖尿病合併腎臓病、高脂血症、高尿酸血症、多発性のう胞腎と言われた
3) 健康診断にてたんぱく尿や血尿、血清クレアチニン高値、eGFR低下、腎臓機能障害を指摘された
4) 生活習慣病(糖尿病, 高血圧症, 高脂血症)の治療・管理・指導を行っています

慢性腎臓病(CKD)重症化(透析)予防外来

糖尿病合併腎臓病を含めたCKD進行を抑制することを心掛けて診療を行っています
腎不全治療の透析を要する状態になることを予防するために重点的な指導を行うCKD透析予防指導を行っています
腎臓機能検査の原則は月1回の血液検査が必要です

　毎月の通院を行える方：
ストップ透析を目標に頑張りましょう
　毎月の通院を行えない方：
腎臓機能の状態(腎機能のステージ)によるため医師にご相談して下さい

栄養指導外来

上記CKD重症化予防の対策に関連した管理栄養士によるCKD療養指導を定期的に行っています
生活習慣病(糖尿病, 高血圧症, 高脂血症(脂質異常症))の療養指導も行っています

下記1～7の疾患で当院かかりつけの方を対象に行っています

1. 　1. 慢性腎臓病(CKD)
   　2. 糖尿病性腎症(糖尿病合併CKD)
   　3. 糖尿病
   　4. 高血圧症, 高血圧性腎硬化症
   　5. 慢性腎炎(IgA腎症など)
   　6. 多発性腎のう胞
   　7. 高脂血症

腎代替療法選択外来

腎不全治療である腎代替療法とは人工透析(透析療法；血液透析, 腹膜透析)と腎臓移植のことを言います　

詳しくは人工透析内科ページ

当院では患者さんとご家族が腎代替療法専門指導士である医師の外来指導管理をもとに看護師・管理栄養士・臨床工学技士等の多職種を加えて共に協議しながらご自身のライフスタイル(生活環境)などに合わせて最善最良の腎不全治療法を見つけて(選択)最終決定をしていきます
(セカンドオピニオン受診ご希望の方；(1)先ずお電話にてお問い合わせ下さい(2)受診時には腎不全に至る経過が分かる診療情報提供書を必ずご持参下さい)